～カーズ/クロスロード～pert1

～カーズ/クロスロード～競争が続く限りどこかで立ち止まる時が来る

カーズ／クロスロード
　　　　　　　　　　　　　　　夢の続きか、それとも・・・


目次
　カーズ/クロスロード
　　　　・あらすじ
　　　　・コメント
　　　　・パンフレット
　　　　・インタビュー



～紹介～

●カーズのおさらい

カーズ
主人公・・・ライトニング・マックィーン


＜レース界に現れた期待の新星＞
彼はまさにアメリカンヒーロー的な存在で登場する
実力でのし上がり、活躍する姿はまさに皆の憧れ
夢を追う彼の人生には一点の曇りもないかのよう
天才であるがゆえに自分勝手で傲慢


あるトラブルで彼は次のレース会場とは全く違う廃れた街「ラジエーター・スプリングス」へ
そこで出会う車達に出会い、心が解かされるマックィーンの成長物語




カーズ２
あのメーターが大活躍！？
「ワールド・グランプリ」に招待されたマックィーンがある事件に巻き込まれる
そんな中、メーターはアメリカのスパイだと勘違いされて・・・！？

カーズ/クロスロード

ー人生の分かれ道ー


カーズシリーズ第３作目
大きな挫折を味わったマックィーンの選んだ道とは？

～あらすじ～

ベテランのマックィーンに迫る若手ルーキー！
マックィーンはあっという間に圧倒されてしまう！！
落ち込んだマックィーンはサリーやメーターの励ましで再起を決意
最新テクノロジーを誇るトレーニング施設へ向かうが・・・！？

どうする！？マックィーン！！！

～コメント～

監督が前作までのジョン・ラセターから長編初監督のブライアン・フィーに交代


ブライアン・フィー監督

♢「たとえ何者でも、その人が得た居場所は、前の世代の助けがあってこそ。最終的には、次の世代にそのお返しができれば、それって人生で最高のことだと思う。この映画はそういう思いからからスタートしたんだ」

♢「ストーリー展開についてアドバイスをもらうために、初期のあらすじを聞いてもらったよ。その後は、仮の音を入れた絵コンテ版の映画を作って、12週間ごとに試写を繰り返した。毎回僕たちとジョン、ピクサーの各分野の専門家たち、監督たちやプロデューサーたちで見て、ストーリーをもっと良くするための意見をもらったんだ。ジョンはすべてに深く関わってくれて、僕たちがいてほしいと思うだけずっといてくれたよ」

♢「クルーズがマックィーンに『初めてレースに出たとき、どうして自分にできるってわかったの？』と質問するシーンで、マックィーンが『どうしてかな、できないと思ったことがないから……』と答えるんだけれど、実はこれはジョンが『どうして3Dアニメーション映画を作れると思ったんですか？』と聞かれたときの答えからもらったセリフなんだ」

♢「まだ誰も3Dアニメーションをやったことがなくて、彼らが「トイ・ストーリー」について話していたときだったね。ジョンは、たぶん僕が人生で出会った人のなかでもっとも自信のある人だよ。だって、『できないと思ったことがないだけさ』って言ってのけちゃうんだ。それほど自信がある人はなかなかいない。僕はもっとクルーズみたいな感じかな。彼女はマックィーンの話を聞いて『私もそんな気持ちになりたかった』ってつぶやくからね。ほとんどの人は、そう感じるんじゃないかな」

♢「僕の娘たちが何かに挑戦するとき、上手く行かないんじゃないかと怖がったり、躊躇したりするところを見てきた。でも、最初から何でも上手にできる人なんていないんだ。失敗しても構わないから、飛び込んでやってみるしかないんだよ。みんなそうやって学ぶんだからね」

ジョン・ラセター監督をマックィーンに重ねていた！！

～パンフレット～

♤ジョン・ラセター　インタビュー
♤ブライアン・フィー　インタビュー
♤ジョン・ラセター×奥田民生　対談
♤大口孝之(映像クリエーター/ジャーナリスト)　コラム
♤国沢光宏(自動車評論家)　コラム
♤斉藤博昭(映画ライター)　レビュー
♤スタッフプロフィール(ケヴィン・レハー、アンドレア・ウォーレン、ボブ・ピーターソンetc...)
♤声優陣(松岡茉優、藤森慎吾etc...)

～インタビュー～

【ジョン・ラセター】

「マックィーンは若い世代に立ち向かうための訓練を通して、何かを見つけていくのです。それは、彼が昔ドック・ハドソンに何かを教わり、導いてもらったように、彼自身がその若い世代の車たちに対して、何かを教え、彼らを導いていく立場になったことを意味します。」

「この『カーズ/クロスロード』にはすべてが詰まっているんです。古き良き時代から最新のテクノロジーまですべてがね。」





【ブライアン・フィー】

「ジョン・ラセター監督が与えてくれたアドバイスのひとつは、スタッフの価値を認め、彼らを大事にするということ。」

「マックウィーンは新世代のレーサー達によって、舞台を押し出されてしまう。現実の世界でも、そういったことはあることですね。ピクサーでも若い人たちがインターンで入ってくるのだけれど、私たちが彼らの年齢であった頃より、ずっと上手かったりするんですよ。私たちはその世代の感じを出したかった。」

「マックウィーンは年長者を敬います。マックウィーンは、成功をするためには先人たちが築いたものの上に積み上げていかなければいけないということを理解しているのです。」

「私の親は、母親は既に亡くなりましたし、父親も歳を取りました。私は、生涯ずっとそこにあると思っていた転落防止ネット、セーフティーネットを失ったと感じていました。でも、私の二人の娘のことを考えてみると、彼女たちにすれば、私が転落防止のネットなんです。こういった関係性の中にこそ、私たちの心を動かすもの、感情を揺さぶるものがあるのではないかと考えるようになったのです。」

「クルーズ・ラミレスというキャラクターは、私の娘たちからインスピレーションをもらった部分が多くあります。(省略)私は彼女たちに、“望むことは何でもできる”と考えてほしいんです。そういった私の想いやインスピレーションが、この作品には盛り込まれているんです。」








先人たちの知識から学び、さらに先へと進む！！
ある名言を思い出しました↓

私が遠くを見ることができたのは、

巨人たちの肩に乗っていたからです。

by,アイザック・ニュートン

※巨人＝先人

先人たちの知識により我々はより多くを学び、言うべきことを言えるようになるが、これは我々が彼らよりも優れているからではない。

→つづく